3巻 アラニヤ・カーンダ(森林の巻)
ダンダカの森にやってきたラーマは鳥王ジャターユと親交を結んだ。
またラーマは森を徘徊していた羅刹を追い払った。ところがシュールパナカーは
これをうらみ、兄である羅刹王ラーヴァナにシーターを奪うようにそそのかした。
そこでラーヴァナは魔術師マーリーチャに美しい黄金色の鹿に化けさせ、
シーターの周りで戯れさせた。シーターはこれを見て驚き、ラーマと
ラクシュマナに捕らえるようせがんだ。そしてラーヴァナは2人がシーターの
そばを離れた隙にシーターをさらって逃げた。このとき鳥王ジャターユが
止めに入ったが、ラーヴァナに倒された。

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