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第1巻
バーラ・カーンダ(少年の巻)
子供のいないダシャラタ王は盛大な馬祀祭を催し、王子誕生を祈願した。
おりしも世界は羅刹の王ラーヴァナの脅威に苦しめられていたため、ヴィシュヌ神は
ラーヴァナ討伐のためダシャラタ王の王子として生まれることとなった。
こうしてカウサリヤー妃からラーマ王子、カイケーイー妃からバラタ王子、
スミトラー妃からラクシュマナとシャトルグナの2王子がそれぞれ生まれた。
成長したラーマは聖仙ヴィシュヴァーミトラのお供をしてミティラーの
ジャナカ王を訪問したが、ラーマはそこで王の娘シーターと出会い、結婚した
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